魔 術 抗 争 XXX ――プロローグ [小説/オリジナル]




 それは、酷く醜く酷く美しい永い争いのお話。


平穏だった世界に突如現れた超常現象。気候は荒れ、人には亀裂が入り、世界の人口は大幅に減少した。その平穏を崩した減少のことを、人々は「死神の怒り」と名づけ、そう呼んだ。死神達は、この世界に大きな爪痕を残していった。その、爪痕とは?そう、その際に生き残った国民達の頭の中に流れた言葉。それが原因で、世界は大きな争いを始めるのだった。死神達の囁きとは。


――とある少女、語る。
(あのね!神様は本当に居るんだよって言われたの。)

――とある青年、語る。
(神を信じた者には、力を授けると言われたんです。それで、この力が使えるようになったんです)

――とある老人、語る。
(信仰心が強ければ強いほどに、わしらの力も倍増するのじゃよ、)



『神を信じる者には多大なる力を授けようぞ。我が旧友を、信仰するのだ』



西暦3000年。世界は変貌する。

魔術をその技量で扱いし紳士の大国、イギリス。
魔術を駆使しつつ多大なる歴史を守りし大国、大和旧日本国。
魔術を使うべく神にその身を捧げし大国、ローマ。
魔術ではなくヒトの力を使い戦う併合兵器国家、中露帝国。

この四つの国は、後に四大国と呼ばれし国。
さあ、どの国が勝利を勝ち取るのか。どの国が永劫の未来を掴むのか。他の国が勝ち取るのか。



 魔術抗争は、始まったばかりなのだと、神は嘲笑った。



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厨二カオスな小説です^p^
見ていただけると嬉しいなあなんて←
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